前歯のインプラント治療費はどれくらい?

前歯のインプラント治療費はどれくらい?

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歯を失った時の治療法

衣・食・住この3つは生活をしていくうえで欠かせない大切なものです。
特に食は大事なものですが、歯周病や虫歯などがあると、食事も満足に楽しめなくなります。

これを改善するには歯医者さんでの治療が必要になりますが、治療が痛い・時間がかかるとついつい億劫になり我慢できなくなって治療に行ったときには抜歯するしかないなどという方も多いでしょう。
抜歯をして歯が無くなった場合、早めに次の処置を行わないと噛み合せのズレ・顎関節にもズレが生じやすくなるなど大きな問題を引き起こす恐れがあります。

この場合の治療法には主に３つの方法があります。

１つは部分入れ歯による治療です。
部分入れ歯は歯を失った部分に義歯をはめ込む方法で隣の歯に引っ掛ける金具を義歯に取り付け固定する方法です。

2つ目はブリッジという治療法です。
ブリッジは歯を失った部分の両側にある健康な歯を支柱とし連なった歯を作製し上から冠せ結合する方法です。

3つ目がインプラントという治療法です。
インプラントは歯茎の中にある骨に歯根の代わりになるインプラントを埋入れその上から義歯を接合する方法で最も天然歯に近いと言われています。

前歯のインプラント治療の費用

最も天然の歯に近いインプラント治療ですが、他の治療法に比べて金額が高価になると一般的に言われています。

先程紹介したブリッジの治療法の金額と比較してみましょう。

ブリッジでの治療
治療前診察・検査料：約2500～3500円　両隣の歯の治療費：約3500～5000円　義歯作製・装着費用：13000～20000円
総額：約20000～33000円（健康保険適用3割負担の場合）

インプラント治療
治療前診察・検査料：15000円～50000円　インプラント手術費：100000～350000円　義歯作製・装着費用：100000～150000円
総額：約300000～400000円（健康保険基本適用外）

インプラントは前歯と奥歯ではインプラントの形状が異なり費用にも少し差が出てきます。
奥歯は顎骨が前歯よりも薄く、口内の奥にある為、手術が若干難しくなります。
その分手術費は前歯の方が安くて済みます。
が、反面前歯は義歯の外観（審美性）を求められますので義歯の作成費用は前歯の方が高くなり総額ではあまり差は無いというのが現状です。

インプラント治療は、特殊な事例を除き社会保険適用外で全て実費負担となるため、他の治療法より高額になります。
担当する歯科医院によっても金額に差はありますので、いくつかの歯科医院で相談をして検討をされるのがよいでしょう。