歯の治療でインプラントが必要なときは

歯の治療でインプラントが必要なときは

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虫歯を我慢した結果

普段生活をしていく中で、身体のどこかに痛みを感じる時があると思います。
座り仕事を長く続けた後の肩こり・首痛、運動後や歩き仕事後の膝・足首の痛み、気候の変わり目などに起きやすい偏頭痛などなどあらゆる場面であらゆる箇所で発生します。

それぞれに適した市販の鎮痛薬の服用、最寄りのお医者さんでの治療でどなたも対応されると思いますが、歯痛に関してはどうでしょう?
歯の痛みは、他の痛み以上に苦痛で夜も寝られない程の痛みを感じる事も多いのですが、鎮痛薬の服用で我慢し歯医者さんへ行かないという人はかなり多いようです。

その理由は歯医者さんに対する『痛い・怖い・治療が長い』というイメージが大きいと考えられます。
このイメージで歯医者さんで治療せず結果的に虫歯が悪化し、我慢できずに歯医者さんへ治療に行ったときには手遅れで抜歯するしかない場合が多くなっています。

歯の治療でインプラントが必要なときとは

虫歯の状態がひどく抜歯を行った後、前歯は回りの人からも見えるので治療しますが、奥歯は見えないからと治療を継続せずそのままにしている方も多いのではないでしょうか?
こうして歯が無い状態を長く続けていると周辺の歯の位置がずれてしまい噛合せが悪くなったり、状態によっては顎関節にもズレが生じ、これが肩こりや頭痛を発生させてしまう大きな要因となります。

歯を失った場合の治療法としては、大きく3つの方法があります。

一つはブリッジという方法です。
ブリッジは失った箇所の両隣の健康な状態の歯を支柱がわりとして利用し、複数繋がった状態の人工歯を作製冠せるという方法です。
入れ歯と違いずれる心配もなく、最も多く使われている方法ですが、デメリットとしては健康な状態の歯を削らなくてはならない事、両隣の歯が痛んでいる場合には不可などがあります。

次は部分入れ歯の方法です。
これは、人工歯に金具を取り付け隣の歯にかける事で、抜けた部分を補う方法ですが、安定も悪く入れ歯と歯茎の間に食べ物が挟まりやすいところが大きなデメリットです。

最後にインプラントですが、インプラントは失った歯の部分の顎骨部分に歯根の代替えとなるインプラントを埋め込み、その上から人工歯を装着する方法です。
先ほどブリッジで説明した健康な歯を削る事に抵抗がある場合・両隣の歯が痛んでいる場合等、安定した状態が得られない場合にインプラント治療が必要となります。

インプラント治療は骨に歯を固定させる為、天然の歯に最も近い状態へと復元できる治療法ですが、治療期間が3ヶ月～6ヶ月とかなり長期である事・ほとんどが保険適用外になり治療費が高額になるという2つのデメリットがあります。

長く安心できる治療法がインプラント治療ですが、治療後のメンテナンスは他の治療法以上に必要となります。
歯は一生使う大切なものです。
先ほどのデメリットの事も考え、ご自分に合った治療を検討されてみてください。