インプラント手術の失敗例

インプラント手術の失敗例

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インプラント治療とは

オーラルケアを怠っていると虫歯や歯周病・歯槽膿漏などにより天然の歯を失ってしまう事になります。
そんな時の治療法として、昔からある治療法としては部分入れ歯・差し歯・ブリッジなどがあります。

が、最近は高度な技術で天然の歯と変わらない性能を持つインプラント治療が主流になりつつあります。
インプラント治療とは、歯を失ってしまった箇所の歯茎内に隠れている顎骨部にインプラント（人工歯根）を埋め入れ、これに人工歯を接合する事で天然の歯に近い状態を再現する方法です。

インプラント治療には口腔外科手術が必要な事と長い治療期間という欠点があります。
また成功率が100％ではなく、失敗して再手術になった例もあります。

インプラント手術の失敗例

それでは具体的なインプラント手術の失敗例をいくつか紹介します。

まず一つ目は、インプラントの埋込み時の失敗例のひとつです。
インプラントを埋め込むのに必要な幅・高さが足りないままインプラントを埋め込むとインプラントが完全に固定されず顎洞内に入り込み傾いてしまう症状になり、周辺部が化膿し炎症を起こしてしまいます。
これは、手術前のＣＴ検査の不備が原因と思われます。

次もインプラント埋め込み時の失敗例ですが、インプラントと血管が接触し内出血を起こし歯茎が腫れ上がってしまうというミスです。
これも、術前のＣＴ検査がしっかりと行われなかった事が原因です。

もうひとつ、歯茎切開手術時に滅菌処理が不十分で術後縫合部が化膿し、結果的にインプラントを取り外さなくてはならないといった失敗例もあります。

その他にもインプラント埋め込み後接合が安定するまでの間の取り扱いが悪くインプラントがズレたり外れたりする事もあります。
治療期間も長く、大変ですが医師としっかり情報を共有し、手術失敗とならないよう注意しましょう。