チタン合金とはどんなもの

チタン合金とはどんなもの

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歯の再生治療のインプラント治療とは

虫歯や歯周病を放っておくとどんどん進行し、最終的には抜歯あるいは歯が抜け落ちるなどが起こります。
そうなった時には、また放っておくと顎の変形、噛み合せの悪化で頭痛・肩こり・関節痛なども併発する可能性が高くなります。

抜けた部分に新たな歯を装着する治療が必要となりブリッジ・部分入れ歯などで治療せざるをえませんが、その治療法として元の歯に極めて近い治療がインプラント治療です。

インプラント治療とは、インプラント（人工歯根）を歯茎内にある顎の骨に孔を開け埋め入れ、その上に人工の歯を装着し元の歯と同じ状態を再現する治療法です。
長期間（約6ヶ月）高額な治療費（約40万円）などの問題点はありますが、見た目も噛む力も天然の歯と変わらない性能を持っています。

このインプラントには家庭用品にも広く使われている素材が使用されています。

インプラントに使われているチタン合金とは

それがチタン合金です。
純チタンのものもありますが、多くのインプラントにチタン合金が使用されています。

チタン合金とはその名の通りチタンを主成分とした合金で比重が鉄の60％程ととても軽量な上に鋼以上の強度を持つ素材です。
また、チタンの特性である耐食性を活かしたうえで更に高温にも耐えられるよう作られたのがチタン合金です。
アルミニウム・バナジウムが配合された合金でインプラント同様に外科手術で骨を固定する部品等、生体に埋め込まれるものに広く利用されています。

またメガネフレームなど変形した時の再現性が求められる物にも使用されています。

チタン合金は金属アレルギーを発生させない素材として体内で使用するパーツに広く使われ、現在の医療業界では欠かせない素材となっています。
自身がインプラント治療を検討する際にはチタン合金を使用している性能の高いインプラントを選ばれるようにしてください。